HAKASE-SUN  /

  Do Re Me Rockers♪

    (夢見るロッカーズ)



2nd album

2002.7.31 on sale

NGCA-1010 ¥2,300(tax in)

収録曲

1. Peek-A-Boo

2. Earth, Wind & Fire

3. Giovanni

4. Lizard, A True Star

5. Baby Bamboo Bwoy

6. HOLOQA Song (Spa Man's Chant)

7. Cool Out Sun

8. Do Re Me Crashers

9. Over The Rainbow

10. Xanana Musik



earth,wind & fire・・・and mo’muzik!.

ハカセ・サンが贈る常夏のメランコリック・オルガン集。


元フィッシュマンズ、現在はリトルテンポのKEDACO POSSEとして活躍中の日本屈指のレゲエ・キーボーディスト、HAKASE。レゲエ・オルガン・インスト界をひたすら独走、ほぼ唯一無二の存在へと大化けしてしまった彼が世に問う、ゆるやかなメロウネス。バッファロー・ドーターの大野由美子がヴォーカルに参加(M5)、これまた必聴なのです♪




All songs written by HAKASE

except M-9 by E.Y.HARBURG & HAROLD ARLEN


Do Re Me ROCKERS♪ played, arranged & produced by HAKASE

supported by・・・ 

Shin-ichiro Akihiro (Dreamlets) : Guitars

Yumiko Ohno (Buffalo Daughter)

By courtesy of TOSHIBA-EMI LTD.

: Vocal on M5, Voices on M1 &M10

Minami Nozaki : Voices on M9

      

Basic tracks recorded & mixed by HAKASE @ Hak's home (Tokyo, Japan)

Guitar tracks recorded & mixed by HAKASE @ Ikuko Herbs (Chiba, Japan)

Finally mixed & co-ordinated by Kazuyuki Matsumura a.k.a. ZAK @ ST-ROBO (Tokyo, Japan)

Disc Mastered by Kevin Metcalfe @ The Soundmasters (London, UK)


UK co-odination by Makiko "Shining Eyes" Nakamura (Jammers productions Ltd.)


Art direction by Seiji "Bigbird"

Photo by Minami Nozaki





HAKASE-SunによるDo Re Me Rockers♪セルフライナーノーツ


『ドレミ・ロッカーズ』 に寄せて


この夏、皆さんにまたアルバムをお届けすることが出来ました。

嬉しい限りです。夏寄り、そして海寄りのイメージで創った作品です。

イージーにお聴きいただけるレゲエアルバムを目指しました。

気持ちよく聴き流せること、

ここがイージーリスニング物の醍醐味といえるでしょう・・。

寝っ転がって、楽しんでもらえれば、言うことはありません。


今回のアルバム・タイトル、『ドレミ・ロッカーズ』とは何ぞや??

と思われる方もいらっしゃるでしょう。

・・・あくまで語感です。

あえて申し上げるとすれば、

『ドレミ』(または『ドリーミー』)な感じで、

『ロッカーズ』な感じ、ですねっ。


音、音像は実体を持たない無形文化財かなと。

ことばで意味付けすることで、

自分の音楽を左脳の音楽に至らしめてしまうのは、

忍びないです。イメージを与えられる以上に、

自由に拡げられることこそが、音楽、あらゆるアート、

また感性の悦びなのかなー、なんて思っている今日この頃です。

『かわいいっ!』と思っていただければ、バッチリです(笑)。


レゲエ・キーボーディストを標榜する上で

どうしても ジャッキー・ミットゥの音楽や

プレイヤビリティーといったものが、お手本になりました。

有名な『 Macka Fat 』(coxsone)の

懐の深さ、奥ゆかしさ、そして、実にノスタルジックな楽想も・・!

わたくしの中の宝となっています。

また、当盤は再発盤はモノラル・ミックスになっておりますが、

オリジナルジャマイカ・プレスは

オケに対してオルガンのメイン・メロがやや右に寄ってるんですね。

真ん中にいない、、、ここがひとつ重要なポイントになっています。


今回のアルバムも前回同様、おおもとの部分は自宅の部屋で、

独力で仕上げました。自宅感というのも、おおきなポイントなんです。

いうなれば『宅録レゲエ』です。

ハカセの音楽がハカセの自宅でいい感じに聴ける、という、

それこそがわたくしにとってのリアリティーです。

そしてこの感じを分かち合える人たちがいるのなら、

これほど嬉しい事はありません。


(作り手がひとりに限定されることで、

イメージも限定されてしまうのでは?

という見方もあろうことでしょうが、限定されることが逆に、

作り手の純度の高いものが生まれてくる、

大きなメリットだともいえるのではないでしょうか)


今作の目指したスタイルは、

1970年代 レゲエが一番埃っぽいにおいを発していた時代の

ルーツ・レゲエ・スタイリーです。

レゲエ風、アブストラクト・レゲエ、またダブワイズでもなく、

ルーツ・レゲエの骨太感を、ハカセはこよなく愛しています。

やってる本人に骨太感がないところも、大きなポイントです(笑)。

ルーツ・レゲエの田舎くささや、飾り気のなさ、

リム・ショットの発するウッディな質感、最高ですよね。


今回の音つくりにあたっては、

『音の真芯』をとらえるという点に照準をおきました。

かなり微妙な、オーディオ的な部分にもはじめて立ち入り、

グっと前に来る音感を追求したわけです。

楽器に関しても今回はヴィンテージのキーボードを惜しみなく使いました。

メインになっているオルガン・サウンドは、

イタリア FARFISA社の'70年代初期のモデルです。

こういった古い鍵盤は図体ばっかりデカくて、

それでいて『うちはこの音しかでませんっ!』みたいなノリでして。

すぐ壊れるし。とはいえ、その『これだけ』の音があまりある存在感なのですね。


そして自分自身もまた、斯様な存在感のアーティスト、プレイヤーを目指しています。


サウンドの最終的なコーディネーションは 

ZAK、Kevin Metcalfeといった名うての人たちにお任せしました。

ロンドンでマスタリングを担当したKevin氏については

ご存知ない方もいらっしゃるでしょう。

'70年代よりTown House Studioに所属、

レゲエはもとより大物アーティストともばんばん仕事している方で、

リトルテンポやこだまさんの近作のマスタリングは、彼の手がけたものです。

ヒップ・ホップ界でいえばトム・コイン的なスタンスにいる超一流どころですよね。

そんな訳ですから仕上がりが悪くなろうはずがありません。

まったくのお任せ状態で、ハカセの狙っていた音のポテンシャルを見事に、

あばき出してくれました・・・。

たいへん 『訴求力』のあるサウンドに仕上がったな、

と思ってます。ハートにくる、音です。


バッファロー・ドーターの大野ちゃんに歌っていただいた

ヴォーカル・チューンも、ベスト・フィーリングでした。

今作は彼女のヴォイスが、大きなアクセントになっています。


HAKASE−Sunの活動に関しましてひとつ、

自身を持って申し上げられること、

それは、このようなニュアンスでレゲエをやっている

アーティストは日本は勿論の事、世界的にもいないだろうということです。

もしいたら是非、お教えください。

友達になりたいです(笑)。


また今作は『わかるべき方』には

きっとわかっていただける作品だと信じています、

いうなれば自信作、です。


アルバムを通した空気感はハカセの日常の生活(人生、ではなく)を

切り取った、ささやかなものです。

この感じを分かち合える人がひとりでも多くいらっしゃれば、

アーティストとしてこれほど嬉しいことはありません。


Nowgomix Records ともども、どうぞよろしくお願い致します。


ハカセ

Do Re Me Rockers♪   (夢見るロッカーズ)